冬のショップ・通販
趣味のめだか おおさと の販売メダカは、大半が冬でも無加温飼育しています。
通販のメダカも、特に(加温)と明記していないものは、無加温飼育のものをお送りします。
無加温から加温への水合わせは問題が少ないでしょうから・・・。
尚、無加温ではありますが、ビニールハウス内での管理です。
晴天の日中は、ハウス内はポカポカ陽気で、昼間の余韻が夜まで残っているため、水のように保温力のある物質は、極端に温度低下しません。
夕方~夜~朝は水底で休眠状態ですが、日中は浮上してきて活動しますし、少量ですが給餌もしております。
稚魚や小型のダルマメダカは加温温室で越冬中ですが、成魚はダルマでも無加温で大丈夫なようですね。
冬の山梨は晴天の日が多いのが理由のひとつのようです。
写真は、冬特価で人気の楊貴妃ダルマ系メダカのやや長個体です。
即、加温しても良いでしょうし、春までお休みさせてもいいでしょう。
繁殖すればダルマが出てくる・・・お得なメダカだからでしょうね。
残りわずかになってしまいました。
通販のメダカも、特に(加温)と明記していないものは、無加温飼育のものをお送りします。
無加温から加温への水合わせは問題が少ないでしょうから・・・。
尚、無加温ではありますが、ビニールハウス内での管理です。
晴天の日中は、ハウス内はポカポカ陽気で、昼間の余韻が夜まで残っているため、水のように保温力のある物質は、極端に温度低下しません。
夕方~夜~朝は水底で休眠状態ですが、日中は浮上してきて活動しますし、少量ですが給餌もしております。
稚魚や小型のダルマメダカは加温温室で越冬中ですが、成魚はダルマでも無加温で大丈夫なようですね。
冬の山梨は晴天の日が多いのが理由のひとつのようです。
写真は、冬特価で人気の楊貴妃ダルマ系メダカのやや長個体です。
即、加温しても良いでしょうし、春までお休みさせてもいいでしょう。
繁殖すればダルマが出てくる・・・お得なメダカだからでしょうね。
残りわずかになってしまいました。
2011年11月27日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:30 │Comments(2) │おおさと情報
めだか奮闘記:強光紅白(4)
もっと簡単に出現するであろうと思っていた赤い強光ヒカリメダカでしたのに、二年越しの取り組みの結果にガックリしました。
色物だけに色上げしないと選別できないわけで、色の確認のために時間が掛かるのは仕方ないことなのです。
しかし、色が上がっても、こんなにも強光は遺伝しないものなのかと・・・。
けれども、ヒカリメダカは人気があるのでしょう、選別外のF2をミックスヒカリメダカとして販売し、多くの方に買って頂けました。
色がどうなるのか、ヒカリがどうなるのかはともかくとして、F3の繁殖は続けています。
少し大きくなったF3を見てみましたが、やはり、強光にはなりそうに無いでしょうね。
ということで、このまま楊貴妃ヒカリメダカの交配種として、扱っていくことにしました。
そして、昨年の秋だったでしょうか、選別した10匹あまりのF2を眺めて考えていました。
「あまり、美しくないなあ。」
強光の遺伝はともかく、光沢部分が輝いていないのです。
黒っぽいというか、グレーというか、光が当たっても鈍い感じなのです。
急いで、残っている他の個体も見てみたのですが、光沢部分は体色を薄くしたような色の個体と体の地の色と思われるグレーっぽい個体で構成されています。
元親である白ヒカリメダカは、白く輝く美しいものでしたので、思っても見ないことでした。
強光であったとしても、求めているものとは違うということになりそうです。
この交配自体は、目指す成果が出なかった取り組みでしたが、併行して進めていて良かったと、今では思っています。
そう、この結果があったから、元へ戻ってやり直すことで、この後訪れる機会に出会えたと思えるのです。 (つづく)
*** めだか奮闘記の過去のお話は、PC版ホームページにまとめてあります ***
http://syuminomedaka.com/medakafuntouki.html
からどうぞ。
色物だけに色上げしないと選別できないわけで、色の確認のために時間が掛かるのは仕方ないことなのです。
しかし、色が上がっても、こんなにも強光は遺伝しないものなのかと・・・。
けれども、ヒカリメダカは人気があるのでしょう、選別外のF2をミックスヒカリメダカとして販売し、多くの方に買って頂けました。
色がどうなるのか、ヒカリがどうなるのかはともかくとして、F3の繁殖は続けています。
少し大きくなったF3を見てみましたが、やはり、強光にはなりそうに無いでしょうね。
ということで、このまま楊貴妃ヒカリメダカの交配種として、扱っていくことにしました。
そして、昨年の秋だったでしょうか、選別した10匹あまりのF2を眺めて考えていました。
「あまり、美しくないなあ。」
強光の遺伝はともかく、光沢部分が輝いていないのです。
黒っぽいというか、グレーというか、光が当たっても鈍い感じなのです。
急いで、残っている他の個体も見てみたのですが、光沢部分は体色を薄くしたような色の個体と体の地の色と思われるグレーっぽい個体で構成されています。
元親である白ヒカリメダカは、白く輝く美しいものでしたので、思っても見ないことでした。
強光であったとしても、求めているものとは違うということになりそうです。
この交配自体は、目指す成果が出なかった取り組みでしたが、併行して進めていて良かったと、今では思っています。
そう、この結果があったから、元へ戻ってやり直すことで、この後訪れる機会に出会えたと思えるのです。 (つづく)
*** めだか奮闘記の過去のお話は、PC版ホームページにまとめてあります ***
http://syuminomedaka.com/medakafuntouki.html
からどうぞ。
2011年11月23日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:10 │Comments(2) │めだか日記
メダカ産卵始まる
2~3日前から、産卵を始めました。
11月の頭に、冬繁殖の準備をして、様子を見ていました。
今年は、まだ暖かい日が続いていますので、加温温室の暖房を入れていないのですが、繁殖用の水槽にヒーターを入れてスポット的に採卵を進めています。
ヒーターを入れるために、100均のプラケースから保冷箱に変えて、22℃の設定で11月8日に点灯させました。
照明は、朝・夕に3時間ほどの点灯です。
温度の均一化のために、弱いエアーを入れて、こんな感じです。
昨年は、ヒーターを使わずに、温室全体を灯油暖房で20℃に設定したのですが、ヒーターの電気を使わないため経済的と思いきや、灯油の使用量が大幅にアップし、水を直接温めないので実水温は16度の維持が限度で、産卵の開始も遅れてしまいました。
おまけに、ストック用に温室内で管理していたメダカや子メダカの育ったものまでが産卵を始めてしまい、肝心の春になって影響が生じたのです。
今年は、灯油も高いですし、的を絞りたいため、温室内は15℃程度の設定にして、繁殖用の水槽にヒーターを入れるようにしようと思います。
そろそろ最低気温が5℃を割るようになってきますので、灯油暖房にも火を入れなければなりませんね。
11月の頭に、冬繁殖の準備をして、様子を見ていました。
今年は、まだ暖かい日が続いていますので、加温温室の暖房を入れていないのですが、繁殖用の水槽にヒーターを入れてスポット的に採卵を進めています。
ヒーターを入れるために、100均のプラケースから保冷箱に変えて、22℃の設定で11月8日に点灯させました。
照明は、朝・夕に3時間ほどの点灯です。
温度の均一化のために、弱いエアーを入れて、こんな感じです。
昨年は、ヒーターを使わずに、温室全体を灯油暖房で20℃に設定したのですが、ヒーターの電気を使わないため経済的と思いきや、灯油の使用量が大幅にアップし、水を直接温めないので実水温は16度の維持が限度で、産卵の開始も遅れてしまいました。
おまけに、ストック用に温室内で管理していたメダカや子メダカの育ったものまでが産卵を始めてしまい、肝心の春になって影響が生じたのです。
今年は、灯油も高いですし、的を絞りたいため、温室内は15℃程度の設定にして、繁殖用の水槽にヒーターを入れるようにしようと思います。
そろそろ最低気温が5℃を割るようになってきますので、灯油暖房にも火を入れなければなりませんね。
2011年11月20日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:54 │Comments(0) │めだか飼育
めだか奮闘記:強光紅白(3)
その年の終わりには、ほぼ諦めの状態でした。
しかし、交配は色々と行っていましたので、偶然の個体に拘っていた訳ではありません。
ただ、強光タイプの楊貴妃系メダカの美しさは格別で、ぜひレギュラーにしたい種類でしたので、併行して別の交配を進めていました。
それは、おそらく最もポピュラーな交配と思われる、白ヒカリメダカの強光タイプと楊貴妃ヒカリメダカの交配でした。
予想では、F1で黄色系かピンク系のヒカリメダカの強光タイプが生まれ、F2に白~楊貴妃色の強光ヒカリメダカが・・・。
普通のヒカリメダカの繁殖は楽ですし、黄色やピンクなど、色々な色のヒカリメダカが纏めて作れますし、考えてみれば簡単ではないですか。
ちょうど残っていた強光の白ヒカリメダカの雌と、
楊貴妃ヒカリメダカの元気な雄を数匹選んで、早速交配しておりました。
春の採卵で100ほど生まれたF1は、予想通りの黄色系とピンク系になりました。
中には、かなり赤い個体もいましたので、それを含めて、なるべく強光の個体を選び、F2を作りました。
F2は、さらに多くの数を採りましたが、思ったより赤い個体が少なかったことは、誤算でした。
結局、F2から選別できた赤い個体は10匹あまり。
しかも、下の写真の個体が唯一の強光タイプ?で、他は、ほとんど普通の楊貴妃ヒカリメダカだったのです。 (つづく)
しかし、交配は色々と行っていましたので、偶然の個体に拘っていた訳ではありません。
ただ、強光タイプの楊貴妃系メダカの美しさは格別で、ぜひレギュラーにしたい種類でしたので、併行して別の交配を進めていました。
それは、おそらく最もポピュラーな交配と思われる、白ヒカリメダカの強光タイプと楊貴妃ヒカリメダカの交配でした。
予想では、F1で黄色系かピンク系のヒカリメダカの強光タイプが生まれ、F2に白~楊貴妃色の強光ヒカリメダカが・・・。
普通のヒカリメダカの繁殖は楽ですし、黄色やピンクなど、色々な色のヒカリメダカが纏めて作れますし、考えてみれば簡単ではないですか。
ちょうど残っていた強光の白ヒカリメダカの雌と、
楊貴妃ヒカリメダカの元気な雄を数匹選んで、早速交配しておりました。
春の採卵で100ほど生まれたF1は、予想通りの黄色系とピンク系になりました。
中には、かなり赤い個体もいましたので、それを含めて、なるべく強光の個体を選び、F2を作りました。
F2は、さらに多くの数を採りましたが、思ったより赤い個体が少なかったことは、誤算でした。
結局、F2から選別できた赤い個体は10匹あまり。
しかも、下の写真の個体が唯一の強光タイプ?で、他は、ほとんど普通の楊貴妃ヒカリメダカだったのです。 (つづく)
2011年11月17日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:37 │Comments(2) │めだか日記
冬特価メダカ販売
11月から、冬特価メダカ販売を始めました。
冬だから、暖色系の美しいメダカを飾りたいですね。
メダカはヒーターを必要としませんので、一寸、可愛い水槽を置いて飾るのも楽ですね。
冬特メダカは、色の良い個体を、お手頃価格でご提供します。
初回の冬特メダカは、紅頭透明鱗選外透明鱗メダカ。
楊貴妃透明鱗の様ですが、少し色合いが違う感じのメダカです。
赤い部分に、黒の細班が散りばめられているため、紅色っぽく見えるのです。
照明下で見ますと、非常に美しいメダカです。
店でも、ガラス水槽に泳がせていますので、ご観賞いただけますよ。
冬だから、暖色系の美しいメダカを飾りたいですね。
メダカはヒーターを必要としませんので、一寸、可愛い水槽を置いて飾るのも楽ですね。
冬特メダカは、色の良い個体を、お手頃価格でご提供します。
初回の冬特メダカは、紅頭透明鱗選外透明鱗メダカ。
楊貴妃透明鱗の様ですが、少し色合いが違う感じのメダカです。
赤い部分に、黒の細班が散りばめられているため、紅色っぽく見えるのです。
照明下で見ますと、非常に美しいメダカです。
店でも、ガラス水槽に泳がせていますので、ご観賞いただけますよ。

2011年11月14日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:32 │Comments(0) │おおさと情報
めだか奮闘記:強光紅白(2)
偶然得られた4匹の赤い強光ヒカリメダカ、まだ小さかったのですが、その年の春早くから繁殖の準備に取り掛かりました。
ただ、雄の片方は、やや曲がっているし、雌の片方は、ダルマ過ぎてうまく泳ぐこともできない。
「ウーム。」
繁殖の可能性は、1ペアに絞られていました。
結局、写真の2匹で、繁殖を進めることにしました。
(写真は、その年の秋に撮影したものです。)
ダルマ系でしたので、難しいかもとは思いましたが、予想したよりも、繁殖は困難を極めました。
2ヶ月が経ち、雄が雌を追っている様子は見られるのですが、雌に変化なし。
初夏と言える時期になり、やっと産卵を始めたのですが、来る日も来る日も、未受精卵の繰り返しでした。
温室内の環境では暑すぎる時期になっていましたので、とりあえず、水槽ごと屋外へ移しました。
「ペアを組み替えるべきか・・・。」
と思いながらも、
「もう少し・・・。」
こんなとき、気長の人間には、なかなか踏ん切りがつかないものです。
屋外に出しますと、少しは交配するようになった様子で、ひと夏かけて、数十卵の受精卵を得ることはできました。
「考えてみれば、どれだけの卵をボツにしたことか。」
「これで、良い結果にならなければ・・・。」
得られた数十卵は大切に育てられ、それから3ヶ月、仔は20匹ほど、1~1.5cm程度になっていました。
しかし、「キラリ」は半数の10匹、その中で赤い個体は、出目が1匹とダルマっぽいものが2匹、と惨敗に。
そして、気がつけば、1年が経っていました。
「このまま続けても・・・。」
と思いながらも、F1の3匹+αで冬の採卵を試みました。
が、また、同じような状態が続いたのでした。(つづく)
*** めだか奮闘記の過去のお話は、PC版ホームページにまとめてあります ***
http://syuminomedaka.com/medakafuntouki.html
からどうぞ。
ただ、雄の片方は、やや曲がっているし、雌の片方は、ダルマ過ぎてうまく泳ぐこともできない。
「ウーム。」
繁殖の可能性は、1ペアに絞られていました。
結局、写真の2匹で、繁殖を進めることにしました。
(写真は、その年の秋に撮影したものです。)
ダルマ系でしたので、難しいかもとは思いましたが、予想したよりも、繁殖は困難を極めました。
2ヶ月が経ち、雄が雌を追っている様子は見られるのですが、雌に変化なし。
初夏と言える時期になり、やっと産卵を始めたのですが、来る日も来る日も、未受精卵の繰り返しでした。
温室内の環境では暑すぎる時期になっていましたので、とりあえず、水槽ごと屋外へ移しました。
「ペアを組み替えるべきか・・・。」
と思いながらも、
「もう少し・・・。」
こんなとき、気長の人間には、なかなか踏ん切りがつかないものです。
屋外に出しますと、少しは交配するようになった様子で、ひと夏かけて、数十卵の受精卵を得ることはできました。
「考えてみれば、どれだけの卵をボツにしたことか。」
「これで、良い結果にならなければ・・・。」
得られた数十卵は大切に育てられ、それから3ヶ月、仔は20匹ほど、1~1.5cm程度になっていました。
しかし、「キラリ」は半数の10匹、その中で赤い個体は、出目が1匹とダルマっぽいものが2匹、と惨敗に。
そして、気がつけば、1年が経っていました。
「このまま続けても・・・。」
と思いながらも、F1の3匹+αで冬の採卵を試みました。
が、また、同じような状態が続いたのでした。(つづく)
*** めだか奮闘記の過去のお話は、PC版ホームページにまとめてあります ***
http://syuminomedaka.com/medakafuntouki.html
からどうぞ。
2011年11月11日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:13 │Comments(0) │めだか日記
冬のメダカショップ
11月~翌年2月までの冬期間、メダカショップは、土曜・日曜のみ通常営業します。
平日は、常駐していませんが、電話をいただければ開けにいきますので、ご連絡ください。
ショップには、暖房は入っていませんが、日当たりの良いビニールハウスですので、晴天の日中は暖かく、メダカさんも浮上してきて泳ぐ姿が見られますよ~~~。
ムニャムニャ・・・ZZZ・・・?
平日は、常駐していませんが、電話をいただければ開けにいきますので、ご連絡ください。
ショップには、暖房は入っていませんが、日当たりの良いビニールハウスですので、晴天の日中は暖かく、メダカさんも浮上してきて泳ぐ姿が見られますよ~~~。
ムニャムニャ・・・ZZZ・・・?
2011年11月08日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:04 │Comments(0) │おおさと情報
めだか奮闘記:強光紅白
琥珀メダカの子の中に、時として、楊貴妃より赤いと思えるような赤い個体が生まれることがあります。
今回のお話は、そんな、赤い琥珀メダカの子から始まりました。
それは、4年前に遡ります。
その頃、開店に向け増殖していた琥珀ヒカリメダカの中に、赤くて背中の光沢が強い個体が1匹いるのを見つけました。
強光の赤いメダカの美しさに見惚れ、このまま琥珀ヒカリメダカと交配させたのでは琥珀色に戻ってしまうだろうと思い、
楊貴妃ヒカリメダカと交配させました。
しかし、子には、強光と呼べるような「キラリ」とした個体は得られないまま、楊貴妃交配種として少数をストックしたのです。
その当時、特に紅白系の透明鱗メダカ作りに注目していましたので、透明鱗メダカに夢中で、楊貴妃交配種のことなど忘れていたのですが、あることから、息を吹き返すことになるのです。
それは、ちょうど同じ頃、新種として導入した出目メダカの面白さに引かれて、多色化しようと交配を始めていたところでのことでした。
その時の出目メダカは白系と黄色系の2色だけでしたので、とりあえず、ブルー系とブラック系、赤系を揃えようというわけです。
ブルー系とブラック系は、白系の出目メダカと交配し、赤系の交配には、黄色系の出目メダカと楊貴妃メダカを交配させよう・・・と思いつつも、「待てよ・・・、折角だからヒカリメダカを狙ってみよう」ということで、忘れかけていた楊貴妃交配種のヒカリメダカを使ったことからでした。
黄色系出目メダカと楊貴妃交配ヒカリメダカのF1は、いたって普通のメダカで、黄色系とピンク系に二分しました。
赤を狙うのであれば、F2の親にはピンク系を使う方がいいと判断して、ダルマっぽいピンク系同士でF2を作りました。
F2は、白~ピンク~赤の変化に富んだダルマメダカ・出目メダカになり、F1からは想像できないようなものでした。
中に混じって、1割程度と少ないですが、ヒカリメダカが生まれてきました。
しかも、ヒカリメダカとして生まれた個体は、全て「キラリ」の強光タイプだったのです。
一瞬、赤い強光ヒカリメダカのオンパレード・・・と、沸き立ちましたが、結局、赤くなったのは2雄2雌のみで、他は薄いピンクのヒカリメダカに終わりました。しかも、赤い雌は成長につれて光沢部分も赤くなり、光沢が目立たない個体になってしまいました。
それでも、雄の2個体は美しい紅白系の強光ヒカリメダカになり、「強光紅白」の将来を期待するに十分な存在でした。
そして、これがメダカ奮闘記の始まりであるとは、思ってもいないことでした。 (つづく)
今回のお話は、そんな、赤い琥珀メダカの子から始まりました。
それは、4年前に遡ります。
その頃、開店に向け増殖していた琥珀ヒカリメダカの中に、赤くて背中の光沢が強い個体が1匹いるのを見つけました。
強光の赤いメダカの美しさに見惚れ、このまま琥珀ヒカリメダカと交配させたのでは琥珀色に戻ってしまうだろうと思い、
楊貴妃ヒカリメダカと交配させました。
しかし、子には、強光と呼べるような「キラリ」とした個体は得られないまま、楊貴妃交配種として少数をストックしたのです。
その当時、特に紅白系の透明鱗メダカ作りに注目していましたので、透明鱗メダカに夢中で、楊貴妃交配種のことなど忘れていたのですが、あることから、息を吹き返すことになるのです。
それは、ちょうど同じ頃、新種として導入した出目メダカの面白さに引かれて、多色化しようと交配を始めていたところでのことでした。
その時の出目メダカは白系と黄色系の2色だけでしたので、とりあえず、ブルー系とブラック系、赤系を揃えようというわけです。
ブルー系とブラック系は、白系の出目メダカと交配し、赤系の交配には、黄色系の出目メダカと楊貴妃メダカを交配させよう・・・と思いつつも、「待てよ・・・、折角だからヒカリメダカを狙ってみよう」ということで、忘れかけていた楊貴妃交配種のヒカリメダカを使ったことからでした。
黄色系出目メダカと楊貴妃交配ヒカリメダカのF1は、いたって普通のメダカで、黄色系とピンク系に二分しました。
赤を狙うのであれば、F2の親にはピンク系を使う方がいいと判断して、ダルマっぽいピンク系同士でF2を作りました。
F2は、白~ピンク~赤の変化に富んだダルマメダカ・出目メダカになり、F1からは想像できないようなものでした。
中に混じって、1割程度と少ないですが、ヒカリメダカが生まれてきました。
しかも、ヒカリメダカとして生まれた個体は、全て「キラリ」の強光タイプだったのです。
一瞬、赤い強光ヒカリメダカのオンパレード・・・と、沸き立ちましたが、結局、赤くなったのは2雄2雌のみで、他は薄いピンクのヒカリメダカに終わりました。しかも、赤い雌は成長につれて光沢部分も赤くなり、光沢が目立たない個体になってしまいました。
それでも、雄の2個体は美しい紅白系の強光ヒカリメダカになり、「強光紅白」の将来を期待するに十分な存在でした。
そして、これがメダカ奮闘記の始まりであるとは、思ってもいないことでした。 (つづく)
2011年11月06日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 00:01 │Comments(2) │めだか日記
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PC版、ホームページをリニューアルしました。
メニューをロゴにして、分かりやすくしております。
明るくなったような気がしますね。
新しい情報は、開発中のメダカ紹介です。
今後、順次、新しいメダカを追加していくつもりですので、お楽しみに。
PC版ホームページは、
http://syuminomedaka.com/
からどうぞ。
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明るくなったような気がしますね。
新しい情報は、開発中のメダカ紹介です。
今後、順次、新しいメダカを追加していくつもりですので、お楽しみに。
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