めだか奮闘記:強光紅白(3)

 その年の終わりには、ほぼ諦めの状態でした。

 しかし、交配は色々と行っていましたので、偶然の個体に拘っていた訳ではありません。

 ただ、強光タイプの楊貴妃系メダカの美しさは格別で、ぜひレギュラーにしたい種類でしたので、併行して別の交配を進めていました。

 それは、おそらく最もポピュラーな交配と思われる、白ヒカリメダカの強光タイプと楊貴妃ヒカリメダカの交配でした。
予想では、F1で黄色系かピンク系のヒカリメダカの強光タイプが生まれ、F2に白~楊貴妃色の強光ヒカリメダカが・・・。
普通のヒカリメダカの繁殖は楽ですし、黄色やピンクなど、色々な色のヒカリメダカが纏めて作れますし、考えてみれば簡単ではないですか。

 ちょうど残っていた強光の白ヒカリメダカの雌と、 

楊貴妃ヒカリメダカの元気な雄を数匹選んで、早速交配しておりました。

 春の採卵で100ほど生まれたF1は、予想通りの黄色系とピンク系になりました。

 

中には、かなり赤い個体もいましたので、それを含めて、なるべく強光の個体を選び、F2を作りました。
F2は、さらに多くの数を採りましたが、思ったより赤い個体が少なかったことは、誤算でした。

 結局、F2から選別できた赤い個体は10匹あまり。
 
 

 しかも、下の写真の個体が唯一の強光タイプ?で、他は、ほとんど普通の楊貴妃ヒカリメダカだったのです。 (つづく)  


2011年11月17日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:37Comments(2)めだか日記