まとめて撮れると気持ちいい

新たにセット組した現物販売のメダカさん、5匹+おまけの6匹をまとめて撮れないかと頑張ってみました。



上からの撮影でしたら、メダカは一か所に集まる習性がありますので、水深を浅くすれば撮影できる機会は多いですし、
撮影者の身体から離れた方へ逃げて集まりますので、向こう側の正面を暗くしておけば水面の写りこみも少なく撮影できます。

しかし、横からの撮影となりますと、思うようにはいきません。
6匹もいますと重なりあったり、あっち向いたりこっち向いたりして、綺麗に揃えるのは至難の業です。
板ガラスなどで奥行きを詰めれば少しは楽かと思いきや、並んで泳いではくれないものです。

やはり、習性をうまく利用することが重要です。
メダカは、明るい所を好むことや、先導する個体に付いて泳ぐこと、壁に沿って泳ぐことなどを利用するのが良い様です。
水槽の前面を明るくして、知らんぷりして離れて待っていますと、自然に前面のガラスに沿って行ったり来たりするようになるのです。
そこをすかさず一気に撮影します。
カメラに気付かれない内にね!



ヤッター。(しっぽが切れてるけど・・・。)

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2019年04月05日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 23:06Comments(0)めだか撮影

メダカを撮ろう7

 メダカの撮影の場合、上からの撮影の方が難しいと思います。
水面の反射は、ガラスの移りこみの比ではありませんし、メダカは上からの刺激に対して敏感に反応することが理由としてあげられます。

 ストロボ一発で、撮る方法もありますが、多くがピカピカになってしまい、カタログ写真のようになってしまいますので、やはり不自然です。

 ここは、少しの工夫で、自然なやわらかい写真にしたいものです。

 

 人が上からメダカを見ていますと、確実にメダカだけを見て、メダカにピントがあっていますので、水面にあるものや水底にあるものにはほとんど気にならないのです。人の眼は、すごいと思います。

 オートフォーカスで広範囲に撮った写真を見ますと、もやもやと何かが写っていますし、ピントは水底に合っています。
カメラのフォーカスは、画像の範囲内でメリハリの強い候補に合いますので、第1候補は水底の砂に、第2候補は水面の絵に合い、小さなメダカに合わせることはほとんど不可能でしょう。

 やはり、ここはマニュアルフォーカスでピント合わせをするしか無いのです。
水面の映り込みは、暗幕を水槽の向かい側から上にかけると防げますが、手間がかかりますし、暗くなります。

 楽な方法としては、自分の影で水面の映り込みを消す方法があります。
自分の影の範囲内を視野にしますので、かなり水面に近づくことになりますが、良く慣れているメダカでしたら難しくは無いでしょう。

 

 ただし、暗幕を自分の背中にかけないと、こんな写真になってしまいますけれどね。  


2011年03月05日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 23:16Comments(1)めだか撮影

メダカを撮ろう6

 映り込みさえ除去できれば、横からの撮影は比較的楽にできるものです。
しかし、普通の撮影と違う部分が幾つかありますので、今回はポイントをいくつか紹介します。

 カメラを選ぶ際に、「目で直接見ることができること」と説明しました。
メダカの様に小さくて速く動く被写体では、液晶画面で撮影していては、ほとんどピタリの写真が撮れません。
液晶画面に表示されるまでに時間差が生じるためで、画面に映った瞬間を目で捉えて撮影した時には、メダカさんは移動してしまっています。余程、のんびりというか、じっとしている時でなければ、思ったように撮影できません。
メダカのような速い動体の撮影は、ファインダーで覗いて、瞬間を捉えるのです。

 露出に関しては、カメラまかせで良いのですが、シャッタースピード優先で撮影するのが良いでしょう。
シャッタースピードを1/200秒以上にしておきますと、ブレを防ぐ事ができます。
少々露出不足になる事があっても、ブレの無い写真を撮る方が重要と言えます。

 もう1つ、ピント合わせの基本には忠実にするのが良いでしょう。
動物のピントは、目に合わせるのが基本なのです。
特に、接写のようにピントの合う範囲が狭い場合には、目に合わせる事が重要です。

 

 

 上の写真は、目以外がボケていますが、立体感があって、おかしくは無いですね。
下の写真は、全体がはっきりと写っているようですが、よく見ますと目のピントは甘い写真になってしまっています。
このサイズの写真では気になりませんが、大きくしますと、目が合っていないだけでもぼんやり写真になってしまうのです。

 一寸、ポイントに注意して撮影するだけで、随分と違ってくるのが写真の面白いところでしょう。  


2011年02月10日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:52Comments(0)めだか撮影

メダカを撮ろう5

 ガラス面の汚れは、水槽の外側と内側の両方を良く観察して拭き取ってから、水を入れましょう。
また、撮影前に表面に水滴が付いていないかを確かめて、もう一度拭くようにします。

 やっかいなのは、映り込みなのです。





 写真は、映り込みを無視して撮ってみたものですが、カメラと手がはっきりと写ってしまっています。

 避けるためには、こちら側を暗くするしか無いのですが、ライティングでするのは困難でしょう。

 楽にできて確実な方法としては、黒い暗幕を水槽の上縁に取り付けて幕の中で撮影するのが良いのですが、たいそうかもしれませんね。小さいメダカの撮影では映り込みの範囲が狭くて済みますので、自分が黒い幕をスッポリと被って撮影するか、カメラを幕で包み手も幕の中につっこんで撮影するだけでも、かなり映り込みを防ぐ事ができます。映り込みの防止は必須なことと言えるでしょう。

 しかし、撮影しているところを知らない人に見られると、変なものに間違われるかも?

  


2011年01月29日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:58Comments(0)めだか撮影

メダカを撮ろう4

 撮影場所を決めて、水槽をセットし、メダカを選んで入れて、準備OK。
後は、撮影に専念することになります。

 横からの撮影で1/3程度の大きさに撮るのであれば、オートフォーカスで問題なく撮れますので、メダカの動きをカメラで追いかけて撮影に集中することができます。

 ところが、撮影して写真にして、始めて予想外の結果に気が付くことも多いものです。
メダカの撮影で最も多いのは、水槽の汚れやガラス面への映り込みが写ってしまうことです。



 この写真は、その代表的な例でしょう。
メダカ自体は美しく写っているのですが、ガラスの表面が綺麗に拭き取れていなかったり、外の明るい部分が写りこんでいて、主題を邪魔してしまっています。

 人間の目は、都合よく出来ていますので、撮影している時はメダカ以外のものは見えていない(見ていない)のです。でも、カメラは正直に全てを写しこんでしまうのです。
 また、撮影しているときは最も明るい状態で見ていますので、手前や奥にあるものはボケて気にならないのですが、撮影で絞り込まれてはっきりとする場合もあります。



 こちらの写真も、不規則な染みが写りこんでいますが、これは、奥側のガラスを洗った後の水滴が染みになって残ったものです。メダカにかぶることはありませんが、写真にしてみると気になるものですね。
(この写真は、展示会の準備後に時間がない状態で撮影したので、承知の上での事でしたが。)

  


2011年01月21日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:49Comments(0)めだか撮影

メダカを撮ろう3

 撮影機材が準備できましたら、撮影場所の検討です。
撮影場所選びでは、明るさ・ライティングがポイントになります。

 マクロ撮影の場合、どうしても光量不足になりがちですので、ライティングを考えておくと安心です。

 メダカの良いところは、小型水槽に入れれば持ち運びができることですので、出来れば、太陽光の下で撮影したいものですが、時間や場所の都合もあるでしょう。

 自然光以外のライティングとして、水槽の照明器具とカメラのストロボが考えられます。



 上の写真は、水槽の照明(観賞魚用)で撮影したものですが、光量が足りないため、赤っぽくなりましたし、ぶれやすくなり撮影が難しい条件でした。
水槽の人工照明を使う場合、なるべく強力な照明を近くで照らす必要があります。



 こちらは、ストロボで撮影したものです。
カメラに付いたストロボは、強力ではありますが、前からの直接光のため立体感の無い写真になりますし、他の角度から照射しようとしますと、大掛かりなものになってしまいます。

 できれば、自然な光線で写すことが出来るように、撮影場所を決めたいものです。

  


2011年01月09日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:15Comments(0)めだか撮影

メダカを撮ろう2

 一眼レフカメラとセットで、レンズを確認しなければなりません。
メダカのような小さな被写体を撮影するのですから、マクロ撮影ができるレンズが欲しいところです。

 卵や稚魚を撮影したいというのでもなければ、極端なマクロ(接写)機能が必要な訳ではないですが、小さい物が写せるに越したことはありません。
 最近は、ズームレンズやレンズ固定式のカメラでも、ほとんどにマクロの機能が付いていますが、1/3倍位までですし、ズームレンズのマクロは暗いですので、出来れば、1/2倍や1/1倍のマクロレンズがあると、撮影が楽にできます。
この倍率というのは、一番近づいて撮影できる被写体とフイルムサイズとの比率で、35ミリが標準サイズですので、1/1倍ですと、3cm位のメダカを画面一杯に写す事ができるわけです。
 実際には、そんなに大きく写す事はありませんし、相手は動き回るものですので、画面一杯に写すのは、ほとんど不可能といえます。



 写真は、1/2倍でメダカを撮った数少ない写真です。たまたま、手前のガラスに寄って余り動きませんでしたのでこれだけ大きく撮れたものです。普通は、画面の1/3位に写っていれば十分でしょう。

 私は、1/2倍の短望遠マクロレンズ一本でいつも撮影しています。
望遠レンズの方が良いのは、メダカは奥行きのある水槽にいますので、奥の方にいるメダカには近づく事が出来ないためです。

 一眼レフのカメラをお持ちで、今のレンズでマクロ機能が使えない様でしたら、80~100ミリ位のマクロレンズを求められるのが良いと思います。
短望遠レンズとして普通の撮影にも使えますので、便利だと思います。

  


2010年12月26日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 19:29Comments(0)めだか撮影

メダカを撮ろう1

 時々、来店されたお客様から、珍しいメダカが生れたので見て欲しいと言われることがあります。
しかし、メダカを店まで下げて来るのはリスクがあるでしょうし、かと言って、お宅へ伺うわけにも行かないし・・・写真を撮って来て見せて頂くのが最良なのですが・・・いざ、撮影しようとしますと、簡単ではない・・・となってしまいます。
 別に、そんなことが無くても、メダカが好きで飼っているのですから、綺麗に写真にする事ができれば、趣味の幅も広がると思います。



 そんな訳で、少しばかり、メダカの写真撮影のポイントを記して行くことにします。
私は、カメラマンでも何でもありませんので、大した専門知識があるわけではありませんが、商売で必要として日々撮影していますので、再現良くメダカを写すポイントぐらいはお話できると思います。

 まずは、カメラ選びです。
最近のデジタルカメラは、コンパクトで高画素の美しい写真が撮れるものばかりで、フィルムと変わらない画質の写真が簡単に撮れて、すぐに見ることができる・・・素晴らしいと思います。
オートフォーカスの機能も、どのカメラも即写性能であり、メダカのような小さな魚でもオートフォーカスで撮影できますので、お好みの機種を選ばれれば良い・・・と言いたい所ですが、メダカを撮る場合に必須な事が2点あります。

1.マニュアルでフォーカス(ピント合わせ)ができること。
2.ファインダーで実像を見ることができること。

 理由は、後で述べますが、特に、2.は絶対条件です。
一眼レフ以外のデジタルカメラには、現状では、この機能がなく、ファインダーも無いものがほとんどですので、一眼レフに限ってしまうかもしれません。
高級な機種は必要ありませんが、この条件だけはクリアしないといけないのですね。

 私も、フィルムのカメラからデジタルカメラに買い換えた時、画素数やマクロ機能、ズーム、液晶サイズ、コンパクト、軽量といった条件で選らんで購入したのですが、ファインダーは付いていましたが実像が見れないものでしたので、メダカの撮影には役立たないといった失敗をしているのです。

 下に、一眼レフのデジタルカメラと参考書籍を探しましたので、興味がございましたらどうぞ。


  


2010年12月19日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:22Comments(0)めだか撮影