秋のメダカ展示より2
こちらは、「スモールアイと光メダカ」というテーマで、スモールアイメダカを主とした出展でした。
品種として明確ではないそうですが、黒系や朱系、紅頭透明鱗タイプなど、とりどりのメダカが入った水槽になりました。
中でも目を引いた2匹を取り上げてみました。
黒系のスモールアイは、鰭にお洒落に紅を彩り、鮮やかな印象でした。
もう1匹は、朱系の体に、黒味がかった鰭を持ち、散りばめられたラメが美しい個体です。
あまり見かけないヒカリメダカでした。
さて、次は、セルフィンタイプ(背びれが2、3に分離して、尖ったように見える変異)の集団でした。
「サムライジャパン」というテーマのネーミングが、バッチリですね。
某メダカ店では、このセルフィンタイプのメダカに「サムライ」という名前を付けられているのですね。
確かに、背びれの尖った様子が、刀を振っている様にも見えますね。
種類は、琥珀ヒカリメダカで、大きくなると赤く色づくそうで、背中の光沢も強いですので美しいでしょうね。
この集団は、「セルフィンタイプ」の出現率が非常に高いそうで、固定させていかれると良いですね。
興味深いメダカでした。
2011年09月30日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:32 │Comments(0) │おおさと情報
秋のメダカ展示より1
2011年 秋のメダカ展示 ご来場ありがとうございました。
ご来場いただいた方に人気投票をお願いして、各賞が決まりましたので、ホームページで紹介しております。
明日から、店にも写真を掲示しますので、ぜひご覧ください。
ブログでは、出展していただいたメダカさんを、何度かに分けて紹介していきたいと思います。
琥珀出目パンダメダカです。
琥珀メダカの色がなかなか出ないため、どうしても目立たないメダカになってしまいます。
出目パンダの可愛らしさは、引き継いでいるのですけれどね。
こちらは、楊貴妃メダカの集団です。
楊貴妃の色が良く出た個体で、水槽として華やいだ作品です。
どちらも、大型の個体ばかりを集めての出展で、迫力のある展示でした。
この2種は、提供を受けていますので、展示会後に販売します。
ご来場いただいた方に人気投票をお願いして、各賞が決まりましたので、ホームページで紹介しております。
明日から、店にも写真を掲示しますので、ぜひご覧ください。
ブログでは、出展していただいたメダカさんを、何度かに分けて紹介していきたいと思います。
琥珀出目パンダメダカです。
琥珀メダカの色がなかなか出ないため、どうしても目立たないメダカになってしまいます。
出目パンダの可愛らしさは、引き継いでいるのですけれどね。
こちらは、楊貴妃メダカの集団です。
楊貴妃の色が良く出た個体で、水槽として華やいだ作品です。
どちらも、大型の個体ばかりを集めての出展で、迫力のある展示でした。
この2種は、提供を受けていますので、展示会後に販売します。
2011年09月28日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 20:52 │Comments(0) │おおさと情報
メダカ展示中
9月23日~25日 秋のメダカ展示を開いています。
一般募集で出展していただいたメダカは、6水槽。
来場していただいた方に、人気投票をお願いしております。
結果は、ホームページでご紹介しますので、お楽しみに。
また、今回は参考出展とさせていただきましたが、
ビオトープというか、メダカのいる盆景の展示をしていただき、目を引いています。
メダカの種類にこだわらず、睡蓮鉢や水槽での景観の展示もいいものですね。
次回の展示の機会には、メダカの展示と景観の展示の2部門で開ければいいと思いますね。
25日まで、展示していますので、ご覧いただければと思います。
一般募集で出展していただいたメダカは、6水槽。
来場していただいた方に、人気投票をお願いしております。
結果は、ホームページでご紹介しますので、お楽しみに。
また、今回は参考出展とさせていただきましたが、
ビオトープというか、メダカのいる盆景の展示をしていただき、目を引いています。
メダカの種類にこだわらず、睡蓮鉢や水槽での景観の展示もいいものですね。
次回の展示の機会には、メダカの展示と景観の展示の2部門で開ければいいと思いますね。
25日まで、展示していますので、ご覧いただければと思います。
2011年09月23日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 23:28 │Comments(0) │おおさと情報
嵐の展示準備
9月23日からの、秋のメダカ展示 準備のピークの今日、
「なにもこんな日に・・・」
と思いながら、暴風雨で飛びそうな温室の中で、水槽洗いをしておりました。
夕方、やっとのことで、展示が整い、
「ほっ」 と、一息。
まあ、展示当日に台風が来るよりは良かったのでしょうね。
明日からは、また晴天に戻りそうです?
メダカ愛好家の方の力作が見られそうで、期待大です。
「エッ、まだメダカが届いていない・・・。」
こちらも、嵐の影響が無ければ良いのですけど。
「なにもこんな日に・・・」
と思いながら、暴風雨で飛びそうな温室の中で、水槽洗いをしておりました。
夕方、やっとのことで、展示が整い、
「ほっ」 と、一息。
まあ、展示当日に台風が来るよりは良かったのでしょうね。
明日からは、また晴天に戻りそうです?
メダカ愛好家の方の力作が見られそうで、期待大です。
「エッ、まだメダカが届いていない・・・。」
こちらも、嵐の影響が無ければ良いのですけど。

2011年09月21日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:08 │Comments(0) │おおさと情報
放任繁殖はいかが4
放任繁殖には、狭い範囲でも親が稚魚の天敵にならない条件の設定が必要でしょう。
それには、どうすれば良いのでしょう。
条件としては、次の2点がありますね。
1.親が稚魚を襲わないほど、十分な食餌が保たれている。
2.親が稚魚を襲えない状況にある。
しかし、どちらも難しい条件ですね。
1.を実現するには、「いつでもどこでも餌が食べられる」環境が必要で、おそらく有り得ないでしょう。
2.については、親の種類や個体を選べば、出来無くはなさそうです。
考えられるものとして、泳ぐのが下手な個体や目が悪い個体があげられます。
最も放任繁殖できそうな個体は、スモールアイ個体でしょう。
写真の状況でも、親メダカは仔メダカの存在に気付いていないようです。
スモールアイ個体だけを親に使えば、間違いなく放任繁殖ができそうです。
その他、ダルマメダカやアルビノメダカなども、個体によっては良さそうです。
親メダカを、うまく選んで飼育すれば、放任繁殖が出来ると考えられますね。
でも・・・、明くる年には、親に使えそうな個体がいなかったりして・・・。(つづく)
それには、どうすれば良いのでしょう。
条件としては、次の2点がありますね。
1.親が稚魚を襲わないほど、十分な食餌が保たれている。
2.親が稚魚を襲えない状況にある。
しかし、どちらも難しい条件ですね。
1.を実現するには、「いつでもどこでも餌が食べられる」環境が必要で、おそらく有り得ないでしょう。
2.については、親の種類や個体を選べば、出来無くはなさそうです。
考えられるものとして、泳ぐのが下手な個体や目が悪い個体があげられます。
最も放任繁殖できそうな個体は、スモールアイ個体でしょう。
写真の状況でも、親メダカは仔メダカの存在に気付いていないようです。
スモールアイ個体だけを親に使えば、間違いなく放任繁殖ができそうです。
その他、ダルマメダカやアルビノメダカなども、個体によっては良さそうです。
親メダカを、うまく選んで飼育すれば、放任繁殖が出来ると考えられますね。
でも・・・、明くる年には、親に使えそうな個体がいなかったりして・・・。(つづく)
2011年09月19日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 00:45 │Comments(0) │めだか飼育
放任繁殖はいかが3
であれば、飼育環境が良い状態で、放任繁殖をするための方法を考えたいですね。
2.の飼育密度を考えてみました。
写真は、適度に水草があり、水も良いのではないかと思われる水槽(プランター)です。
この水槽は、50リットルの水量ですが、親メダカは5匹だけを入れていたものです。
今は、仔が増えて、数十匹のメダカが泳いでいます。
さらに、自然界では、ずっと密度が低いと思います。
代わりに、飼育下での稚魚の天敵が親メダカだけであるのに対し、自然界での天敵は、比較にならないほど多いでしょう。
それでも、環境にさえ変化がなければ、一定の数が保たれているのです。
飼育環境においても、自然界並みの天敵密度にすれば、放任繁殖ができるということでしょう。
今までの観察で、強い雄でも、テリトリー範囲が30cm四方あれば良さそうに感じています。
それより広い環境(つまりは、テリトリー外の逃げ場)があれば、全ての稚魚が生き残れない状況ではないと言えそうです。
とはいえ、50リットルの水に5匹のメダカというのは、飼育としては非現実的かもしれませんね。
放任繁殖には、狭い範囲でも親が稚魚の天敵にならない条件の設定が必要でしょう。(つづく)
2.の飼育密度を考えてみました。
写真は、適度に水草があり、水も良いのではないかと思われる水槽(プランター)です。
この水槽は、50リットルの水量ですが、親メダカは5匹だけを入れていたものです。
今は、仔が増えて、数十匹のメダカが泳いでいます。
さらに、自然界では、ずっと密度が低いと思います。
代わりに、飼育下での稚魚の天敵が親メダカだけであるのに対し、自然界での天敵は、比較にならないほど多いでしょう。
それでも、環境にさえ変化がなければ、一定の数が保たれているのです。
飼育環境においても、自然界並みの天敵密度にすれば、放任繁殖ができるということでしょう。
今までの観察で、強い雄でも、テリトリー範囲が30cm四方あれば良さそうに感じています。
それより広い環境(つまりは、テリトリー外の逃げ場)があれば、全ての稚魚が生き残れない状況ではないと言えそうです。
とはいえ、50リットルの水に5匹のメダカというのは、飼育としては非現実的かもしれませんね。
放任繁殖には、狭い範囲でも親が稚魚の天敵にならない条件の設定が必要でしょう。(つづく)
2011年09月14日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 22:50 │Comments(0) │めだか飼育
メダカ通販追加
やっと、大きくなった今年のメダカ、色づきや大きさなど、状況を見て選別を始めました。
何れも、9月から販売しています。
メダカ展示の日までに、もっと、充実させないと・・・。
何れも、9月から販売しています。
メダカ展示の日までに、もっと、充実させないと・・・。
2011年09月08日 Posted by 趣味のめだか おおさと at 21:12 │Comments(0) │おおさと情報
放任繁殖はいかが2
まず、放任繁殖ができると思われる条件を考えて見ましょう。
要素としては、
1.飼育環境
2.飼育密度
3.種類・個体
の3つでしょうか。
現在、私の手元で放任繁殖している、いくつかの水槽を基に傾向を見てみました。
飼育環境で放任繁殖が成立している水槽は、次の2例がありました。
1.珪藻やアオコの大量発生により、水が濃緑色をしている水槽。
2.水草の植え込みが多く、さらに藻類(アオミドロ?)が繁殖している水槽。
写真は、1.の例です。
水面に浮いて来ないと見えないほど緑に濁っていますが、親と子が一緒に泳いでいますね。
実は、この水槽は、ある程度の採卵を済ませたので放置しておいたもので、水替えもほとんどしていない状態です。
2.の場合も同様で、採卵予定のない水槽に水草を植えて放置していたものに、生じています。
しかし、仔メダカの成育は決して良くなく、強い数匹が生き残っていると言えるものでしょう。
健全な状態で、放任繁殖をするためには、飼育環境で実現できることではなさそうです。(つづく)
要素としては、
1.飼育環境
2.飼育密度
3.種類・個体
の3つでしょうか。
現在、私の手元で放任繁殖している、いくつかの水槽を基に傾向を見てみました。
飼育環境で放任繁殖が成立している水槽は、次の2例がありました。
1.珪藻やアオコの大量発生により、水が濃緑色をしている水槽。
2.水草の植え込みが多く、さらに藻類(アオミドロ?)が繁殖している水槽。
写真は、1.の例です。
水面に浮いて来ないと見えないほど緑に濁っていますが、親と子が一緒に泳いでいますね。
実は、この水槽は、ある程度の採卵を済ませたので放置しておいたもので、水替えもほとんどしていない状態です。
2.の場合も同様で、採卵予定のない水槽に水草を植えて放置していたものに、生じています。
しかし、仔メダカの成育は決して良くなく、強い数匹が生き残っていると言えるものでしょう。
健全な状態で、放任繁殖をするためには、飼育環境で実現できることではなさそうです。(つづく)