放任繁殖はいかが2

 まず、放任繁殖ができると思われる条件を考えて見ましょう。
要素としては、
1.飼育環境
2.飼育密度
3.種類・個体
の3つでしょうか。

 現在、私の手元で放任繁殖している、いくつかの水槽を基に傾向を見てみました。

 飼育環境で放任繁殖が成立している水槽は、次の2例がありました。
1.珪藻やアオコの大量発生により、水が濃緑色をしている水槽。
2.水草の植え込みが多く、さらに藻類(アオミドロ?)が繁殖している水槽。

放任繁殖はいかが2 

 写真は、1.の例です。
水面に浮いて来ないと見えないほど緑に濁っていますが、親と子が一緒に泳いでいますね。
実は、この水槽は、ある程度の採卵を済ませたので放置しておいたもので、水替えもほとんどしていない状態です。

 2.の場合も同様で、採卵予定のない水槽に水草を植えて放置していたものに、生じています。

 しかし、仔メダカの成育は決して良くなく、強い数匹が生き残っていると言えるものでしょう。

 健全な状態で、放任繁殖をするためには、飼育環境で実現できることではなさそうです。(つづく)



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2011年09月02日 Posted by趣味のめだか おおさと at 22:45 │Comments(0)めだか飼育

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