めだか奮闘記:強光紅白(6)
秋口に撮影した際、横から写真も撮っていました。
上からでは白っぽいように見えるのですが、横から見ますと結構赤いメダカでした。
楊貴妃系の特長とも言える腹部の赤はしっかり出ています。
上から見て体が白く見えるのは、光沢部分が背びれの下にまで回っているからでしょう。
話は、戻ります。
春に「キラリ」を選別した18匹は、色もまだ余り出ていませんでしたが、そのまま繁殖させることにしました。
といいますのも、ちょうど繁殖のピークの季節であり、販売のピークの季節でもありましたので、多種類の繁殖を進めなければなりませんし、店の方も多忙な状態ですので、販売普及品種以外の種類に構っていられないのですが、本種も早く繁殖させたいという思いがあったからです。
夏から秋にかけて、それなりの数を確保して来年に備えようというわけです。
そして、秋になって繁殖も一息つき、確認と写真撮影を行ったのです。
まず、親の水槽を見て、「アレッ」。
親メダカの光沢が目立つ個体は、チラホラという感じだったのです。
多くは、背中にはっきりと一筋の赤があり、光沢は赤味がかって目立たないメダカに変化していました。
次に、今夏に採卵した仔も見てみましたが、「やはり」。
光沢が目立つ個体は、こちらもチラホラという感じでした。
親からすれば当然の結果でしょう。
親を再選別しましたら、紅白系と呼べそうな個体は、4雄3雌のみだったのです。
「繁殖前に、再選別していれば」と思いましたが、仕方がありません。
再選別した親に絞り込んで冬の採卵準備を進めていたのでした。(つづく)
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