めだか、冬の繁殖・交
こうなって。
ああなって。
また、こうなって。
あまり、ヒワイな想像は、なさらないで・・・。(エーッ、私だけ?)
大抵の場合、♀が上で、♂が下から回り込んで、交尾行動を行います。
めだかが交配活動を起こす条件は、水温が20℃以上で、明るい時間帯が12時間以上、ということで、場所にも寄りますが、平野部では、4月~9月の季節の条件ということになります。
これは、交配活動に適すると言うことではなく、卵~幼魚期に必要な温度やエサになるものなどを、供給できる条件ということです。
本能的に持っていることなのですね。 自然って、すごい。
ところで、交尾・産卵行動は、大抵の場合、早朝に行われ、寝坊輔な私など、ほとんど見る機会が無いものなのですが、これを撮影したのは13時20分ごろで、夕方でも卵をぶらさげている♀が目に付く状態なのです。
冬の繁殖ということで、温室の暖房では最低水温が20℃を下回っていることや、日照の不足を照明とタイマーで補っているため、時間がずれて来ているのでしょう。やはり、交配の確立も、低くなることは仕方が無いのでしょうね。
冬に繁殖させるつもりが無くて、室内で越冬させる場合は、ある程度の温度があって夜遅くまで照明を付けている様な部屋へ置く事は、避けたほうがいいですね。
季節の変化を、めだかが感じなくなりますので、春以降に影響が出てくるのではないかと思います。
あまり寒くない地方の冬を、演じてあげないといけないと言うことでしょう。
めだかも、人も、日本では季節の中で生きているのですね。